インフルエンザ治療薬タミフル

インフルエンザの熱はタミフルで短縮

インフルエンザは5日ほどで解熱し自然治癒する病気ですが、つらい高熱や全身症状を抑えるにはタミフルが効果的です。インフルエンザの治療薬にはタミフルをはじめ、リレンザ、イナビル、ラピアクタ、シンメトレルなどがあります。中でもタミフルはもっとも有名な治療薬で、インフルエンザウイルスを退治するのではなくインフルエンザウイルスが増えるのを抑える働きがあります。そのため服用は、インフルエンザウイルスが急激に増えていく発症後から48時間以内とされ、それ以降に服用しても効果はありません。
タミフル服用から効果があらわれるまでの時間は、30時間~38時間ともいわれ、なかなか効果があらわれずに熱が下がらない場合には、水分補給を心がけることが大切です。大人の場合、1回1錠を1日2回、5日分が処方され、小児はドライシロップが処方されます。熱が下がると薬の服用をやめてしまう人もいますが、体内ではウイルスがまだ残っていますから、きちんと5日間の服用期間は、飲みきることが大切です。のどの粘膜などには、ウイルスが残っています。もし途中で薬の服用をやめてしまうと、ウイルスが咳などで外に舞ってしまいますし、途中で服用をやめてしまうと、耐性菌があらわれて、次にインフルエンザにかかったときに、薬が効かなくなってしまいます。
注意としては5日間飲んでいる途中で、副作用があらわれた場合や、飲んでも症状が変わらないような場合には、すぐに病院を受診するとよいでしょう。タミフルは、昔はなかったインフルエンザの薬で、高熱や体の痛みから解放される時間が短縮できるようになりましたが、耐性菌ができてしまっては何にもなりませんから、自分の判断で薬の服用を中止しないようにしましょう。